🏫小6のお母様へ②🧪 中学校入学までに身に付けておきたいこと
こんにちは!山口です。本日は、中学校入学までに身に付けておくと、いわゆる中1ギャップをあまり感じずに、中学校でも輝くことができるかについてお話します。
伸学院個別指導アップルが一番重視していることは、学習習慣が身に付いていること。忙しくても、疲れていてもコンスタントに学習に取り組める力が必要であると考えています。
2020年に小学校では小5から英語が教科化しました。今までは中学校で習っていた文法が小学校の教科書でたくさん出てきましたね。カラフルでかわいい教科書ですが、ボリューム満点!!!そして、中学校では、英語も他の科目と同じように、学習したことを土台とし、学習を進めていきます。以前はアルファベットやあいさつなどの簡単な英語表現を習得していれば、中学校で初めてのテストである1学期中間テスト(中学校によっては、1学期中間テストがなく、期末テストからスタートの場合あり)で高得点を狙えました。しかし、今年度は中学校で学習指導要領が改訂し、小学校で英語が教科化していたこともあり、中1の2学期で実施するテストのような英単語や英文の力が求められるようになったという声が多く聞かれます。
私たちは、こうしたことを事前に予測し、小学部の英語では、ヘボン式のローマ字(中学校では小学校で習うローマ字ではなく、ヘボン式のローマ字を使います)や英単語を覚える練習、教科書に合わせた文法や表現、リスニングを学習してきました。最初は1つの単語を覚えるのに苦戦していますが、講師から覚え方のコツを聞いて一度に多くの単語を覚えられるようになっていきます。コツコツと積み重ねていく地道な努力が学力の定着に繋がります。
また、新中1準備講座では、アルファベットといった基本から、英単語を覚える練習、教科書に合わせた文法を進めていきます。塾生は、小学校で学習したことを踏まえながら、定着をはかります。 新中1準備講座で初めて英語を学習する子どもたちは、本人のペースを大切にしつつも、中学校入学までに個々の目標を定め、達成できるように指導しています。
そして、中学校では、算数は数学になります。計算は、正確にかつスピーディに解答にたどり着くように丁寧に取り組むことが大切です。 スピーディに解けても、ケアレスミスはミスです。もし、ただのケアレスミスだから大丈夫と考えていたら、ちょっと心配。 見直しの習慣があるといいですね。計算だけできても意味がないというお話をよく聞きますが、まずは、安定した計算力です。この力が中学校の最初の定期テストで高得点をとるために欠かせない力になります。塾生も塾が初めての小6も新中1準備講座では、徹底的に計算演習を行い、中学校入学までに安定した計算力を身に付けることを目標としています。生徒一人ひとりにあった計算の難易度、量を講師が計画的に進めていきます。また、 2学期以降も高得点を維持するために、小学校で学習する速さや面積・体積、対称、比例・反比例などの単元も大切にしていきます。
どの教科も今までに学習したことは中学校へ繋がっています。もちろん、中学校で学習することは高校、大学へと繋がっています。
小学校の単元別カラーテストがいつも100点でもほとんど90点以上でも安心は禁物です。というのは、中学校のテストは小学校のテストとは異なり、1日または2日にかけて国語、数学、英語、社会、理科をまとめてテストします。そして、試験範囲も数十ページになります。今までは短期記憶に頼っていたとしても、長期記憶にしていく必要があります。その練習を中学校入学前に、是非して下さいね。
毎日コツコツ努力していく、この地道な学習習慣が何よりも大切です。勉強と部活やクラブチームの両立ができると楽しい中学校生活に繋がるのではないでしょうか。